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新やまと文字で感じる師走と冬至



先月、「新やまと文字」をお試しで体験してから、その魅力に惹かれ、昨日から正式に第一回目の講座を受講しました。筆を使い、心を込めて文字を書く時間は、日常の忙しさを忘れる貴重なひとときです。



今回のテーマは「師走」と「冬至」。それぞれの言葉に込められた意味や背景について学びながら、実際に文字を書きました。


師走とは?


「師走」とは、「師(先生や僧侶)が忙しく走り回る月」という説が有名です。この時期は年末の準備や行事が重なり、人々が慌ただしく過ごす様子を表しています。しかし、単なる忙しさだけではなく、家族や地域で新年を迎える準備を進める心の温かさも感じられる月です。


冬至の意味


一方、「冬至」は一年で最も夜が長く、太陽の力が一番弱まる日。この日は陰の気が終わり、陽の気が生まれるとされ、古代から大切にされてきた節目の日です。冬至に柚子湯に入り、かぼちゃを食べる風習も、寒い冬を乗り越えるための知恵が詰まっています。


今回の作品では、冬至の文字に柚子や冬野菜を添えて表現しました。文字と絵が調和する新やまと文字の魅力が詰まった一枚になりました。


24節氣を通じて感じる自然との調和


講座では、「冬至」を含む24節氣についても触れました。24節氣は、季節の移り変わりを細かく表現した暦で、日本人の自然観や暮らしの知恵が詰まっています。「冬至」はその中でも新しいエネルギーの始まりを象徴する重要な節氣です。


新やまと文字を通じて、季節や自然のリズムを深く感じることができました。一つひとつの文字に込められた意味を知り、それを筆で表現する時間は、とても心が満たされます。これからも学びを深めながら、日本の伝統文化を日々の生活に取り入れていきたいと思います。

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